再び産院探し 大評判な産婦人科病院 |
つわりも治まり、散々周りに悪態をつきながらのうのうと過ごしていた妊娠6ヵ月も後半、とうとう大正ロマン病院を去ることになった。 先生と仲良くなり、ここも悪くないなと思い始めていたのだが、初産はお断りと言われていたので仕方がない。 本やインターネットで近くの産婦人科病院を探す。自宅から歩いて20分位の場所に大評判の個人産婦人科病院を見つけた。 なんでも、その病院は朝、受付をしてもいつも混んでいるため、いつも2〜3時間は待たされるそうだ。遠くから車で通う人もいるらしい。 そんなに評判が良いのなら、安心して産めるだろうと、大正ロマン病院で紹介状を書いてもらい大評判な産婦人科病院へ行った。 大評判病院の診察時間は朝10時からだったのだが、10時ちょい過ぎに着いた私はギョッとした。 玄関には無数の靴が並び、待合室にはここ狭しと妊婦たちがぎゅうぎゅうに座っている。 これだけの妊婦がいるのにみんな黙ってて、下駄箱の脇にある小さなテレビを見たり、持参した本や雑誌を読んでる。 しかも、電気が暗い。 私には異様な光景に見えた。 受付をしようと、窓口を覗くと看護婦なのかただのバイトなのかわからない白衣姿の女の子4〜5人が円になってぺちゃくちゃとおしゃべりをしている。 「あの〜、初診なんですけどぉ・・」と私が言うと、その中の一人が、あーはいはいみたいな感じで問診表を手渡してきた。 な、なんか感じ悪う〜・・。 受付に問診表を手渡し、ぎゅうぎゅうになっている妊婦たちの横に立って順番を待つ。 2時間くらい経ってようやく私の名前が呼ばれた。 診察室へ入ると、またまたギョッとした。 「ここに座って下さい」と案内をした看護婦の格好に驚いたのだ。 どうみても30代半ば位のその看護婦は、ルーズソックスを履き、スカートは超ミニ、下着は透けていた。なんだよ気持ち悪い〜。どっかの風俗嬢か? 朝っぱらからキツイな・・・。 本当に大評判なのか?? でも、診察には関係ないし、きっと先生がとてもいいのだろう。 私は自分に言い聞かせて、先生の登場を待つ。 「お待たせしましたねぇ〜」とカーテンを開き、先生が私の前に座る。ちょっとポッチャリとした中年の女医だった。 ニコニコしていて感じが良い。 大正ロマン病院からの紹介状に目を通した先生は「T病院だったの?とってもいい先生だったでしょ?」と言った。 私がうなずくと「なぜ、病院を変えてしまったの?」と言うので「初産だと人手にお金がかかるからお断りしているそうです」と答えた。 先生は高らかに笑った。 「正直な先生ねぇ〜、ふふふ」。 みんな、この先生の人柄が良くて通っているのかもな〜とこの時は思った。 なんかホッとする雰囲気を持っているし。 ここの病院はカーテンで仕切られた内診台が4つ位並んでいて、順番を待つ為の椅子が7〜8個、カーテンの前に並べられている。 内診台には妊婦たちが乗って順番を待っているようだった。 先生は順番に内診台を周り、内診台へは一人降りると一人乗り、そして先生が周るといった感じだった。 まぁ、混んでいる病院だから仕方ないよね・・。 無事、診察を終え受付で会計をしようとした時、言われた金額にビックリした。 大正ロマン病院で支払った額の約2倍以上だったのだ。 しかも、超音波検査はしていない。超音波検査は別の日に専門の先生が来て行うそうだ。その金額も高い。 病院によってこんなにも診察料が違うのか、大正ロマン病院は良心的だったんだなぁと思った。 確かに妊娠は病気ではないから健康保険はきかないので、病気で診察したよりも支払う料金は高額になってしまう。 でも、妊娠の検診の内容はどの病院もさほど変わらないのにこんなにも病院によって違うことがわかった。 病院から家への帰り道、なんとなくここでは産みたくないかも・・と漠然と思っていた。 |
ああ恐ろしき・・増え続ける体重 |
どの妊婦雑誌を読んでも、体重増加について「体重の増え過ぎは難産になる確率が高い」とか「妊娠中毒症の恐れがある」と書かれている。 私は妊娠7ヵ月前半の時点で8kgも増えていた。 お腹も同じ7ヵ月の人より大きいらしい。 一番理想的な体重は、元の体重+7〜10kgらしい。 や、やばい。 友人の話だと9ヵ月の後半あたりから出産までもっと速いスピードで体重が増えていくらしい。 そういや最近、甘いものや油っこいものが大好きになっていた。 妊娠前までは、酒のみだったからか甘いものが苦手でケーキなんて1年に1回食べるか食べないかぐらいだった。 油っこいものもあまり好きではなかった。 どちらかというと和食系のさっぱりしたものを好んで食べていた。 どうしたことか、つわりが治まったら甘いものが食べたくて食べたくてしょうがない。 ケーキやチョコレートなど、この世にこんなに美味しいものがあったのかとオーバーに思ってしまう程だった。 でも、このままだと本当にまずい。難産にはなりたくない。 ある妊婦雑誌に 『小さく育ててツルリと安産』と書かれていた。 今思えばちょっとバカバカしいフレーズだけど、この頃の私はこのフレーズばかりが頭に浮かんでいた。 酒ダメ、煙草ダメ、コーヒーダメ、そして・・食べちゃダメ。ダメダメづくしでございます。 こりゃ何の修行なのか・・自分の可愛い赤ちゃんに会うため・・それはわかっている。 でも、マタニティブルーも手伝って本当にストレスが爆発しそうだった。 今になって冷静に思えば、今まで体に悪いものばかり好んでやってきた自分への戒めで、赤ちゃんが出来たことによって生活が変わって健康的な生活を送れるようになったではないか、と思えるけどこの時は「辛い」という気持ちしかなかった。 酒が飲みたい・・けど飲めない。少しだけなら別に大丈夫だったのだろうけど、ちょっと神経質になっていた。 ビールをグイっと飲んで憂さを晴らしたいけど飲めないので炭酸のジュースをグイっと飲む。 う〜ん・・物足りない。 その頃、居酒屋でノンアルコールビールというものがあり(正確にはほんの少しアルコールが入っているらしいけど)、ダンナ様と会社帰りに乾杯をしてノンアルコールビールを飲んで、飲んだ気分になっていた。 そのうち水を飲んだだけでも体重が増えるという奇怪な現象が起こり始めた。 面白い程、毎回毎回、風呂上りに体重を計ると増えている。 もう必死で食べないようにする。今日は、大丈夫だろうと体重を計る。増えている・・。 もともと、ダイエットも続かない方で、あきらめが早いが今回はそうは言ってられない。だって難産になるかもしれないんだもん。 とうとう7ヶ月の後半には9.5kg増えていた。どうしよう・・。 |
産婦人科病院でのトラウマ |
その日、私は大評判な産婦人科病院へ診察を受けに行った。 今日は、超音波検査もあるので、赤ちゃんがどのくらい大きくなっているのかとても楽しみだった。 名前が呼ばれ診察室へ入り、内診台前の椅子に座って順番を待つ。 その時、一人のパジャマ姿の女性が診察室へ入ってきた。たぶん、入院をしている産婦さんなのだろう。 先生と話している内容を聞くと何日か前に出産を終え、これから縫った会陰の抜糸をするらしい。その産婦さんは、カーテンの中へ入り内診台の上に乗ったようだった。 私は、カーテンの前で他の妊婦たちと並んで座っていた。 先生がカーテンの中に入り、カチャカチャと医療用具をいじる音が聞こえる。 少しすると産婦さんの「痛い〜!痛い〜!!」という声と先生が使っている医療用具のカチャカチャという音が診察室内に響く。 先生は他の誰かと「母乳はねぇ・・」等と話をしながら産婦さんの抜糸をしているようだった。 カーテンの前に座って順番を待っている私たち妊婦は、下を向きながら痛がっている産婦さんの声を黙って聞いていた。 私は背筋が凍る思いがした。 あまりにリアルに目の前で痛がっている様子を見て(正確には聞いて)、これから私が通る道なんだと思い知らされた。 抜糸の痛みなんて陣痛の痛みに比べれば全然、痛いうちに入らないかもしれないけど、その陣痛の痛みがどのくらいなのか経験をしていないからわからない。 わからない私にとってこの産婦さんの「痛い」と言う言葉はとっても怖い。 こんな抜糸も痛いんだ〜・・ブルブル・・。 内診を終え、今度は超音波検査をする為に別の診察室へ入る。 診察室内には、まだ30代位の女医が看護婦と話をしていた。 私が「よろしくお願いします」と言うとちらっとこちらを見て、ベッドの上に仰向けになるように指示をした。 私は言われた通りに仰向けになると、まだ看護婦と話をしている。 内容をよーく聞くと、お昼は看護婦連中と食べたくないだの、なんとかっていう医師が悪口を言っていただのという話をしていた。 あの〜、私の存在は無視ですか?そんな話は休憩時間に裏でしてくださいな。 やっと、私の超音波検査をする女医。 虫のいどころが悪かったのか、私のお腹に超音波の機器をつけてモニターを見ながら無言・・。 しかも、モニターが女医の方にしか向いていないので私の位置からは見えなかった。 私は何かを聞かなくちゃと思い「あの〜・・もう性別ってはっきりわかるんですか?」と尋ねた。 女医はちらりとこちらを見て「あ〜、たぶん男の子」と言い放った。 あ、あのぉ〜、私は性別を聞きたいつもりで言った分けではなく、もう分かるくらいに育っているのかなと思って聞いたんですけど。 以前、大正ロマン病院の先生に「性別は聞いてもいいんですか?」と聞いたら「超音波検査でわかる時もあるけど、でも確かではないから原則的に医師は妊婦に言わないんだよ」と言っていた。あとでいろいろと問題が起こるかららしい。 大正ロマン病院の先生の話だと、知り合いの医師が妊婦さんに「男の子ですよ」と言ったら、妊婦さんの母親が赤ちゃんが生まれる前に高額な男の子用の着物を買ってしまったらしい。 実際、生まれてみたら女の子で、怒った母親が先生に着物代を全額払えと言ってきた。 医師が断ると裁判ざたにまでなってしまったらしい。 そんな話も聞いていたので、性別を聞いても医者は言わないのだろうと勝手に思っていたが、この女医はあっさりと言い放った。 私は別に赤ちゃんの性別を聞いても良かったのだけど、もし、生まれるまで楽しみにしている妊婦さんならショックだったろう。 産婦人科病院へ通っている医者ならその位わかって欲しいものだよ。しかも、女性ならなおさらだ。 私は、病院からトボトボと歩く帰り道、すごく出産に対して悪いイメージを持ち始めていた。 なんで私は、こんな思いをしながら出産をしなくてはならないのだろう。 耳にあの医療用具のカチャカチャという音と産婦さんの「痛い」の言葉が残っている。 妊娠は病気ではないのになぜ病院で医療器具を使って産まなくてはいけないのか・・。 甘えなのかもしれないが、産婦人科の医師はもっと妊婦の気持ちを考えて行動をしなくてはいけないのではないだろうか。 産婦人科の医師は今まで何十人何百人もの妊婦を診察してきたかもしれない。 診察に関してはプロだ。 でも、その妊婦一人ひとりは、いろんな妊婦がいて、初めての妊娠に戸惑っている妊婦もいるわけだ。不安な毎日を過ごしている妊婦も少なからずいる。とっても敏感になっている妊婦もいる。 それを踏まえて妊婦の精神的な部分も考えて診察をするのが産婦人科の医師というものではないのだろうか? 混んでいるからといって、妊婦を工場のベルトコンベアー状態にしたり、痛いと言っている産婦さんの声を「みんな痛いのよ、我慢しなさいよ」みたいな感じで無視をしたり、赤ちゃんを見たいのにモニターを妊婦の方へ向けずにいる女医も、医師の技術としてはすごいのかもしれないが、全く妊婦に対しての精神的ケアや配慮が感じられない。 あの病院のどこが良くてみんな通っているのだろう。全く私にはわからなかった。 私は涙ぐみながら、もうあの病院へは絶対に通いたくないと思った。 妊娠8ヵ月に入っている時だった。 |
助産院がいい!!無謀な妊娠8ヵ月 |
また妊婦検診に行かなくてはならなくなった。でも、どうしてもあの大評判な産婦人科病院へは行きたくない。 あの医療用具のカチャカチャという音と産婦さんの「痛い〜!!」と言う言葉があの日以来、全く頭から離れていない。 でも、行きたくないからといって、行かないわけにはいかない。 2週間に1回の検診は妊婦に義務付けられているし、私自身も赤ちゃんに万が一のことがあったら怖い。 でも、行きたくない。・・・もう8ヵ月だし、今さら他の病院を探すと言ってもな〜。 我慢して行こうか・・・いや、本当に行きたくない。 この問答を頭の中でくり返していた。 いつの間にか私はフラフラと大きなお腹を抱えて、あの大正ロマン病院へ向かっていた。 ドアを開け、受付の看護婦さんに「あの〜、前に通っていた者ですが診察をして欲しいのですが・・」と伝える。 看護婦さんはちょっとビックリした感じで「ちょっと待っていて下さい」と言い、先生に話をしに行った。 名前を呼ばれ、診察室内へ入る。 先生の顔を見て、私はホッとした気持ちになった。 先生は「どうしたの?他の病院へ移ったんじゃなかったの?」と優しい声で言った。 私は今にも泣きそうな気持ちで、移った病院での出来事や今の気持ちを先生にぶつけた。 先生は「じゃあ、今回だけは僕が診察をするけど、他の病院を探すんだよ。もし、見つからないようなら、いい病院を紹介するから。もし、不安なことや辛いことがあるなら、知り合いの助産師を紹介するよ。相談すれば少しは不安も和らぐと思うよ」と言ってくれた。 久しぶりに超音波検査で、大きくなった胎児の姿を見ることが出来た。本当に嬉しかった。 診察室を出る時、「今回は逆子が直らなかったということにしておくから。そうすれば、診察代も安くなるからね」と笑顔で言った。 なんていい先生なのか。やっぱりここで産みたい。でも、産めない。 家に帰ってから、一人でいろいろ考えた。 あの大評判な病院以来、医療用具の音が怖い・・。出来るものなら自宅で産みたい。病院はもう嫌だ。 その時、ふと頭に浮かんだのは妊婦雑誌に書かれていた特集で「助産院での出産」という記事だった。 一応、目を通していたのだが、縁がないだろうと思ってあまり詳しく読んでいなかった。 急いで妊婦雑誌を取り出し、記事を読む。 助産院の助産婦さんは医師ではないので、医療行為が出来ない。 ということは、あのトラウマになっている医療用具は使用しない。陣痛促進剤などの薬類も使用しない。浣腸の使用や会陰の切開もしない。 妊婦は本当に自分自身の力で、一番自然に近いかたちで出産をする。 当然、分娩台はないので、畳の上で自分が一番産みやすい体勢になる。 簡単に言えば、普通の家の中で助産婦さんに手伝ってもらって出産をするのだ。 これしかない!私に一番合っている出産場所だ。 タウンページを使って、自宅から一番近い助産院を探す。 数が少なく、一番近くても電車に乗ってバスに2回乗り換えなければ行けない場所にあった。 重いお腹を抱えて通うのは結構辛い・・。でも、ここしかない! 早速、助産院に電話をする。電話口に出た助産婦は、私が妊娠8ヵ月だということを聞いて戸惑っていた。 助産院というのは、医療行為が出来ないかわりに、安産で産めるよう何ヵ月も前から妊婦たちに食事の指導やリラックス方法、お灸やツボ押しなどの指導をする。 結局、出産の途中に何か問題が発生すれば病院へと送られるのだ。 そうならない為に、病院よりも熱心に妊婦に安産指導をする。 それが、出産を2ヵ月後に控えた妊婦が急にそこで出産をしたいと言われても困るようで、電話口でしばらく受け入れるかどうかを考えていたようだった。 私はすがる思いでお願いをした。 「わかりました。とりあえず、今日こちらに来られますか?いろいろ説明をしたいので・・」と言われ、私は嬉しくて「はい、はい!!」と二つ返事をしてしまった。 もうここしかないんです〜。 |
助産院での決心 |
重いお腹を抱えて、えっちらおっちらと電車に乗り、バスに2回乗り換えて地図を頼りに助産院へ辿り着いた。 外観は本当に普通の民家だ。民家に看板がついているだけだった。 チャイムを押し、中へと入る。私を迎えてくれたのは優しそうな中年の助産婦さんだった。 その助産婦さんはニコニコしながら、「これから説明をしますので、こちらへどうぞ」と私を和室へ案内してくれた。 助産院の中も普通の家の造りだった。 私の前に座った助産婦さんは、「これから助産院での出産までの過程を説明しますけど、その前にどうして今まで通っていた病院をやめてここに来たの?」と聞いた。 私は、大正ロマン病院のこと大評判な病院でのことを話した。 助産婦さんはうんうんと私の目を見ながら優しい表情で頷いて聞いてくれた。 「それは大変でしたね。妊婦というのは精神的にもホルモンの影響や環境の問題で、とても敏感なんです。辛い思いをしましたね。自分がちょっとでも嫌だと思うなら納得が出来る場所で出産をするのが一番いいのです。それは本能でもあるんですよ。」 私は、やっと私の気持ちを理解してくれる人に出会えた気持ちになった。 病院での出来事を友人たちに話をしても、「みんなそんなもんだよ。私も嫌な思いを結構したよ」という人が多かった。 だから、どこかで私も病院での出産というものはそういうものなんだなぁと思っていた。 私は騒ぎ過ぎてるし、敏感になり過ぎているのかもしれないと思い始めていたのだ。 でも、助産院は違った。私の話をちゃんと聞いてくれて理解してくれている。 やっぱりここに来て良かったと思った。 説明を受けた後、階段を上り、2階の診察室(といってもベッドが並んだ洋室)へ入る。薄暗い明かりの中、ベッドの上に仰向けになり診察を受ける。 室内はラベンダーのお香の匂いがする。診察は丁寧で時間をかけて診てくれた。 「ちょっと足が冷えているわね」と言って、私の足に暖かいタオルを置き、マッサージをしてくれた。とっても暖かくなり、ポカポカしてきて眠くなりそうだった。 助産婦さんは、診察しながらマッサージをしながらも、いろいろアドバイスをくれたり、不安な事や疑問に思うことはないかと聞いてくる。 私は、とってもリラックスした気分になった。マッサージも気持ちがいい。こんな気分になったのも本当に久しぶりだった。 思えば妊娠が判明してから、いろんなことを我慢したり、つわりがあったり、会社でのストレスがあったりといつもイライラして暗い気持ちになることが多かった。 眠れない夜も続いていた。 赤ちゃんが出来て、これから産まれてきてくれるというのに・・、こんなに嬉しいことはないのに毎日毎日、ブルーな日々が続いていた。 私は、絶対ここで産むと決心した。 |
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